鳥取県は山陰、中国地方に位置します。「島根の右」というキャッチコピーを見かけることもあります。
さて、当記事では鳥取の中部・東部をめぐるモデルコースをご紹介します。
実際に筆者が行った場所やおすすめホテルもご紹介します。
自動車でも、公共交通機関でも巡ることのできるプランにしています。
旅行プランを考える際には是非、活用してみてくださいね!
モデルコース:砂丘と名探偵コナンを楽しむ!(1泊2日)
Day1
- 12:00
鳥取駅 または鳥取空港
鳥取市の玄関口であるJR鳥取駅か鳥取空港を起点として
旅を始めましょう。 - 12:30
ランチ:回転すし北海道
鳥取県内のみに展開するチェーン回転すし店。
湖山店がアクセス便利。 - 13:45
鳥取砂丘・砂の美術館
言わずと知れた鳥取の名所「鳥取砂丘」近くにある
砂像を展示する美術館では、毎年テーマと作品が変化。
- 16:00
三朝温泉にチェックイン、散策
県中部に位置する三朝温泉は、珍しいラジウム温泉。
鳥取駅からは1時間ほどでアクセス可能。
Day2
- 9:00
鳥取二十世紀梨記念館 なしっこ館
梨の歴史や栽培を学べる施設。
年中梨の食べ比べや、梨アイスを楽しめる。 - 12:00
コナンに会えるまち「北栄町」
『名探偵コナン』作者の出身地である北栄町にあるのは、
コナンにまつわる「青山剛昌ふるさと館」や「喫茶ポアロ」。
回転すし北海道 湖山店
鳥取県内に展開する回転すしチェーン店「回転すし北海道」。
今回はそのうち、鳥取市内にある湖山店をご紹介します。
境港から直送された新鮮なネタを提供するこちらのお店では、事前にネットで予約が可能。特に土日は30分以上の待ち時間も辞さないことがおおいため、ネット予約必須です!
寒ブリやベニズワイガニの味噌汁が本当に寒い身体に沁みました。
最新の営業時間などは、公式HPでご確認お願いします。
JR山陰本線の湖山駅から歩いて行けます。
鳥取砂丘・砂の美術館
鳥取砂丘は言わずと知れた鳥取の名所です。
その近くには、砂像を展示することで有名な「砂の美術館」があります。
残念ながら中をお見せすることができませんが、外にあった砂像をご紹介します。
美術館は毎年テーマを替えて砂像の展示が行われており、今年のテーマはエジプトでした。
世界史で学んだエジプトの知識を総動員して臨みましたが、忘れている点も多かったです。
砂の美術館には、併設された無料の駐車場があります。
ちなみに、鳥取砂丘には無料と有料の駐車場がそれぞれありますが、おススメは
①市営の無料駐車場に止めて、往復400円のリフトに乗る
②目の前のお土産屋の無料駐車場を利用する
です。
市営の有料駐車場は、足腰が悪いなど長い距離を歩きたくない方にお勧めです。
砂丘会館では、靴を汚したくない方向けにシューズカバーを販売しています。
特に雨の日は靴が汚れてしまうのでおススメです。
三朝温泉
三朝温泉は、鳥取市内中心部から車か鉄道・バスで1時間ほどの場所にあります。
ラジウム温泉という珍しい泉質を誇る三朝温泉は、倉吉駅から路線バスがあります。
各宿泊先からの送迎もあるので、検討してみてくださいね。
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鳥取の宿泊予約は下記リンクからも行えます。
温泉街には足湯や川原風呂があり、特に川原風呂は三朝温泉名物となっています。
私が泊まったのは、「湯快リゾートプレミアム 斉木別館」というホテルです。
宿泊記は別の記事にて公開していますので、是非ご覧ください。
鳥取二十世紀梨記念館 なしっこ館
なしっこ館は、倉吉市市街地にある梨のテーマパークです。
鳥取でのナシ栽培の歴史や病害虫とのたたかいについて大人も子どもも学べるように、よく工夫されているという印象を受けました。
また、入館料には梨の食べ比べ代も含まれています!
これは年中行えるようで、12月に訪問した際は、下記の3種類を味わうことができました。
個人的にはあまり聞きなれない品種でしたが、どれも瑞々しくておいしかったです。
特に「愛宕」という品種は平均して1,000gにもなるという大き目の品種(梨の平均重量は400g前後)。
館内には梨の巨木を樹脂で固めたものが中央にあり、来館者の目を引きます。
シアターなどを含めてゆっくり回ると、30~60分程度の所要時間になると思います。
アクセスとして、自動車のほかに倉吉駅や三朝温泉方面からバスで来ることも可能です。
バス乗り場が2つ(倉吉パークスクエア/倉吉パークスクエア北口)あるので注意が必要です。
コナンの町「北栄町」方面へは、倉吉パークスクエア北口から出ているようです。
詳しくは、最新の時刻表でお確かめください。
コナンに会えるまち「北栄町」
北栄町は、倉吉市の西側に隣接する自治体です。
名探偵コナン生みの親である青山剛昌先生の出身地です。
北栄町には、名探偵コナンや青山剛昌先生に関する記念館やレストラン、ショップが数多く点在します。
いずれも、JR線の由良(ゆら)駅~道の駅大栄の間に南北を南北に移動することで、見て回ることが可能です。
コナンファンに特におすすめなのは、「青山剛昌ふるさと館」と「喫茶ポアロ」!
青山剛昌ふるさと館は、コナンの原画や体験型のスケボゲームを楽しめます。
喫茶ポアロでは、ポアロにまつわるメニューが数多くありました。
私はおなかがすいていたので、エビフライランチをいただきました。おいしかった!
ポアロの定番メニューはやっぱりナポリタン(だそうですね)!蝶ネクタイ付きのプレートもセンスありますね!
ポアロ周辺は「米花商店街」として、ほかにコナンズキッチンやコナン百貨店があります。
特に、工藤家(※中は喫茶ポアロです)のインターホンは是非押してみてくださいね♪
アクセス:
・JR由良駅
・倉吉駅方面から路線バスで青山剛昌ふるさと館バス停
・鳥取空港~倉吉駅・青山剛昌ふるさと館区間 連絡バス
冬以外、天気が良ければ由良駅でレンタサイクルを借りて回るのがおススメです。
自動車でも回れますが、止める場所が限られているので、特に道端の銅像各種は歩いてみることになります。
駐車場:
周辺に3か所あります。いずれも無料です。
収容台数の点からおススメは、
・ふるさと館
・出会いの広場(米花商店街)
の2か所です。
詳しい情報は、青山剛昌ふるさと館HPのPDFからご確認ください。
https://www.gamf.jp/files/W023_2022042310593674321.pdf
さいごに
鳥取市や倉吉市周辺には、ほかにも数多くのスポットがあります。
特に倉吉周辺では、当記事でとりあげられませんでしたが、次のような観光地もおススメです。
・JR観光快速列車「あめつち」(鳥取~出雲市間を走行*1)
・倉吉白壁土蔵群
・中国庭園 燕趙園(えんちょうえん)
・パン屋「ぱにーに 湯梨浜店」:足湯つきカフェ!さらに目の前には東郷池が!
冬の日本海側はどうしても、「暗く寒い」というイメージがあるかもしれませんが、悪天候でも楽しめる室内型の観光地も少なくありません。
カニをたべて、温泉に入ることに加えて、楽しめるようにと思い、今回は自分で巡ったところを中心に紹介させて頂きました。
ご一読誠にありがとうございました。
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*1:2023年度現在。2024年春のダイヤ改正では、これまでの山陰本線[鳥取~出雲市駅間]に加え、木次線[米子~出雲横田駅間]、山陰本線[鳥取~城崎温泉駅間]にも運行区間を拡大。