「冬はつとめて」
枕草子の一節です。
冬はスキーの季節、私アオナミもスキーをします。
今回は白馬へスキーに出かけますが、なるべく安く行きたい!という思いを叶えるべく、「ひと筆書ききっぷ」を作成しました。
JRは遠距離の運賃ほど逓減するようになっています。
長い距離をつなげてきっぷ(乗車券)を買うと、安くなるんです。
今回のきっぷは、東海道・中央西・篠ノ井・大糸・糸魚川・北陸新幹線・敦賀・北陸・湖西という経由です。経由が入り切っていないのでわかりにくいのですが。
基本的に101kmを超えると、途中下車といって経路上の駅を下車することができます。
では、出発していきましょう!
ちなみに、「レール&レンタカー」というきっぷを使用しています。
駅レンタカーを行程に組み込むと、乗車券20%引き・料金券10%引きになるきっぷです。国鉄時代から残る数少ないJR各社横断の特別企画きっぷになります。
また、旅行の都合上「連続乗車券」を利用していますが、これは来年春で終わる制度です。
冬はつとめて
白馬で、と言いましたが、長野県小谷村にある白馬乗鞍スキー場を目指します。
最寄り駅はJR大糸線・南小谷駅。
松本経由で行くと、5時間程度かかります。午後からは滑っておきたいのと、最速便に乗る都合、早朝に最寄り駅を出発!
東海道新幹線・京都駅からは、のぞみ号で名古屋駅を目指します。
本当は、レール&レンタカー割引が使えるひかり号で行く予定でしたが、雪の影響で遅延するとの情報があり、急遽前倒しにして、のぞみ号を利用します。
京都駅のJR東海きっぷ売り場は朝早くから開いていたので、助かりました。
きっぷを変更。
米原手前の彦根市付近ですでに雪が降っていました。
さて、名古屋駅に到着。
在来線10番ホーム上には、きしめん店があります。
「たぬききしめん」を注文。ワンコインだったかな?
めっちゃおいしかったです。冬の冷えた身体にしみいるお出汁。
KIOSKでコーヒーを買い込み、特急しなの号で塩尻駅を目指します。
特急しなの号は、名古屋~長野駅を結ぶ特急列車。臨時便で名古屋駅から白馬行が出ていましたが、今回は利用しません。
一度、名古屋付近で消えた積雪も、中央線を進むにつれて再びふえていく。
しなの号は、窓が大きく、展望しやすいのが特徴。
かつては「ワイドビュー」と呼ばれていました。
長野行のしなの号は、進行方向左側がおすすめ。
というのも、木曽八景「寝覚の床」が左側に見えるからです。
電車に揺られること約2時間、塩尻駅に到着。
塩尻駅では、ワインを買い込み夜に備えます。
②に続きます。