近年、大雨災害の激甚化に伴い、東海道新幹線での運休が増えています。
当記事では、東海道新幹線(東京~新大阪間)が運休した場合、首都圏⇔関西間移動のための迂回ルートを提案をします。
関西在住だからこそ分かる情報もお伝えします。
【行先別一覧】東海道新幹線迂回ルート
夏休みが始まったばかりで旅に出かける方も多いかと思います。懸命に迂回ルートを探してもアプリでは見えにくい路線図と所要時間を可視化しました。新幹線は暫く動きそうにないですね。暑い中熱中症には気をつけて下さい。在来線をうまく使い無理ない迂回を検討下さい#東海道新幹線 #迂回 #イラスト pic.twitter.com/fukjGtYO9d
— 藤田 大介/日本テレビアナウンサー (@Fujita_Hakken) 2024年7月22日
A)関西へむかう
・首都圏(東京駅・品川駅・新横浜駅)発
◎A-1)北陸新幹線・北陸線経由:東京駅→北陸新幹線→敦賀駅→サンダーバード号→京都駅・新大阪駅へ
・所要時間:約5時間
・金額:19,560円~(閑散期、通常のきっぷ、普通車指定席)
このルートを検索する場合、経由地には「長野」や「敦賀」と入力するといいでしょう。
北陸新幹線と北陸線で移動する際の予約は、JR西日本【e5489】がおススメです。
もっともオーソドックスな紙の「通常のきっぷ」での予約方法をご紹介します。
※チケットレスきっぷをお求めの場合は、リンク先に購入方法を載せています。
ここで重要なのは、「乗り換えせず利用する区間を指定」を選択することです!
これを選択しないと、東海道新幹線が表示されてしまいます。
あとは、お好みの座席を指定してすすめていきます。
人数・座席位置・乗車券の選択画面では、1点注意が必要です。
あとは、駅できっぷを引き換えて、乗車しましょう。
○A-2)中央線経由:新宿駅→あずさ号→塩尻駅→しなの号→名古屋駅へ
あとでまとめてご紹介します。B-1をご覧ください。
○A-3)羽田空港・成田空港・茨城空港→伊丹空港・関西国際空港・神戸空港
本数や座席に限りがあります。運よくGetできれば、このルートが最短です。
○A-4)高速バス
昼行バスも数多く出ています。
東京や大阪発着便が売り切れの場合、他の都市発着を探すのがいいかもしれません。
・中京圏(名古屋駅・岐阜羽島駅)発
○A-5)近鉄
近鉄特急は名阪間の移動に最適です。
検索には、経由地を「大阪難波」などとしてみてください。
○A-6)JR東海道線の在来線
東海道新幹線がとまっていても、在来線が動いている場合があります。
名古屋~米原間は、特急しらさぎ号もあります。
○A-7)高速バス
昼行バスがあります。
B)中京へむかう
・首都圏(東京駅・品川駅・新横浜駅)発
○B-1)中央線経由:新宿駅→あずさ号→塩尻駅→しなの号→名古屋駅へ
在来線特急のみを乗り継ぐ方法です。
実は北陸新幹線よりも時間がかかりません。ただし、輸送力の点ですこし劣るかもしれませんので、予約状況をみつつ行動してみてください。
ネット予約も可能です。
しなの号はチケットの受け取りが必須です。乗車前にきっぷに引き換えてください。
また、あずさ号には自由席はありません。
【補足】
北陸新幹線の長野駅から特急しなの号を利用する方法もあります。
しなの号の始発駅は長野駅なので、自由席しか座席がない場合は、長野駅まで出たほうがいいかもしれません。
○B-2)北陸新幹線・北陸線経由:東京駅→北陸新幹線→敦賀駅→しらさぎ号→名古屋駅へ
A-1と同様に、北陸新幹線を使う経路です。B-1よりも所要時間や金額が上振れしますが、安定した輸送力があります。
敦賀駅からは「しらさぎ号」を利用します。サンダーバード号では名古屋にいくことはできません。
予約の方法は、A-1を参照してください。着駅をJR東海の駅にして、検索できます。
乗車前に紙のきっぷに引き換えておきましょう。
○B-3)高速バス
昼行バスがあります。時間に余裕がある場合、確実に着席できるバスはおススメです。
関西発のケースは、それぞれの逆をみてみてください。
不明点あればコメントにてお知らせください。
ご一読ありがとうございました。