当記事では、
・A駅~B駅:紙のきっぷ
・B駅~C駅:ICカード(ICOCA,Suicaなど)
などの事例について、「併用できるの?」「準備することは?」などの疑問にお答えします。
①在来線を「ICカード」で乗車→新幹線を「紙のきっぷ」で乗車
旅行会社のツアーを申し込むと、こういったケースがよくあります。
たとえば、新幹線区間のきっぷには「京都市内→浜松」とあり、JR在来線には高槻駅から乗車する場合です。
「この場合、京都市内の駅は桂川駅だよ(参考)」
高槻駅などから京都市内の駅までは、交通系ICカードを利用することができるのでしょうか?
答えは、OK(使用可能)です!
では、使い方を解説します。
①高槻駅では交通系ICカードで入場
②京都駅の新幹線乗換改札口で、1)きっぷ(乗車券・特急券)を挿入→2)ICカードをタッチ します
※京都駅で在来線改札出口を出ないでください!出た場合、高槻駅~京都駅の運賃が必要です。
今回の場合、新幹線のきっぷが「京都市内」発なので、在来線の運賃は、高槻→桂川駅分のみです。京都駅までの運賃は必要ありません。
②新幹線を「紙のきっぷ」で乗車→在来線を「ICカード」で乗車
①と逆のパターンです。
これは可能でしょうか?
答えは、△です。
①のように、自動改札機でシームレスな精算ができません。
着駅(高槻駅)の乗り越し精算機にて精算が必要となります。
乗り越し精算機には、多くの場合ICOCAなどを挿入することができます。
ただし!モバイルICOCAなどのスマホを使うことができない場合があります。
その際は、現金が必要となります。
なお、あらかじめ在来線区間の乗車券を紙で所持していれば、着駅にて2枚乗車券を重ねて通すことで、乗り越し精算が必要ありません。
乗り越し精算が面倒な場合、あらかじめきっぷを用意しておくのがいいでしょう。
③在来線のみを乗り通すが、紙のきっぷ+ICカードを併用したい
基本的にできません。
万が一、併用してしまった場合、乗り越し精算機に通してみましょう。
無理な場合は、駅員か遠隔オペレータの指示にしたがってください。
ご一読ありがとうございました。