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井波のまちあるき
前回は、井波をタイトルに入れておきながら、回を横断するかたちになってしまいました。
3日目の朝起きて、朝食をいただきます。
正しい朝食。
ハムエッグの左下にある緑色の和え物、おそらく「ジュンサイのマヨネーズ和え」です。
醤油や出汁でいただくイメージがあるジュンサイですが、マヨネーズ和えもとてもおいしくいただけました。
旅館前の様子。
左側には、井波一のお寺「瑞泉寺」の石塀がそびえたちます。
これは大火からお寺を守る役割があるそうです。
ここ砺波は平野で、強い風が吹きやすいですから、こうした塀で信仰の対象をしっかりと保護する役目があるんですね。
さて、瑞泉寺へ。旅館から徒歩15秒。
瑞泉寺の説明を引用しました*1。
瑞泉寺は明徳元年(1390)に本願寺の綽如によって建立された。北陸の一向宗の拠点として栄えたが、いくども兵火や火災にあい、その都度再建されてきた。山門は間口20.2m、奥行15.5m、高さ17mの総けやき造りである。山門の建築は天明5年(1785)京都の大工のもとで始められ、井波大工に引き継がれた。京都の名工の彫刻とともに、井波大工の力作の彫刻が施されている。強大な真宗門徒の力が結集されてできたものである。
井波の彫刻は古くは京都の大工から引き継がれたものだそうです。
そして、それを井波の技術として引き継ぎ、現在にまで至るということです。
聖徳太子像を保管する「太子堂」なんかもありますよ。
もちろん彫刻も楽しめます。
さて、砺波駅まで移動して、高岡方面を目指します。
高岡駅では氷見線に乗り換え。
JR氷見線も、あいの風とやま鉄道への移管が決定しています。
列車で1駅、越中中川駅で下車。
当駅は有人駅です。簡易委託の駅員さんが出札業務をしています。
あいの風とやま鉄道となれば、無人化されるかも?と思い、POS入場券をゲット。
北陸のラーメンチェーン店「8番らーめん」で腹ごしらえ。
ちゃんとした写真がなく、動画から引用してきました、、
さて、
高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーへ歩いて移動。外はあつすぎる!!!
私はここ8年で3回目の訪問。
ドラえもんが何より好きで、F先生の作品についても愛着がわきます。
F先生の作品は、児童作品なのもそうですが、他方で大人にならないと読み取れない意図や社会風刺、批判も数多くちりばめられているところが好きです。
もちろん、SFが通底している点もワクワク感をかきたててくれます。
これ以外は撮影ができないので、ぜひ訪れてみてください!
モデルコース紹介もしています👇
越中中川駅へ戻り、氷見方面へ旅を続けます。
氷見に着いたのち、氷見温泉総湯へ向かいました。
「総湯」とは北陸で温泉地の中心的な入浴施設を指すようです。
旅は雨晴海岸でクライマックスを迎えます。
年始の震災でここも津波が押し寄せたと聞きました。
遠くには能登半島も見えます。
駅前のカフェでひとやすみ。
新高岡へ向かい、
握り寿司をいただきました。
大変いい旅になりました。
ご一読ありがとうございました!