先日、2025年の瀬戸内国際芸術祭2025が開幕しました。
瀬戸内国際芸術祭は、その名の通り瀬戸内で開催される芸術祭で、3年に1回の開催です。
会期は春・夏・秋の3つ用意されており、今は春の会期中。
そんな瀬戸内国際芸術祭の開催にあわせて、JR西日本では岡山駅~宇野駅を結ぶJR宇野線で、臨時の観光列車「ラ・マルせとうち」が運行されています。
今回は、La Malle de Boisラ・マル・ド・ボァ「ラ・マルせとうち」乗車記です。
元近郊電車を改造した観光列車
2両編成のラ・マル・ド・ボァ。
元は213系という近郊電車でした。今も元となった車両は、岡山駅を中心とした路線で運行を続けています。
車内は全席グリーン車。ただし、特急ではないので、急行・特別急行料金は不要。
あくまで普通列車グリーン車としての扱いです。元が普通列車だからでしょうか?
そのため、今回乗車した岡山駅~宇野駅でも料金は780円でした。
車内探訪
さて、車内に目を向けましょう。
座席は、クロスシートとカウンター席が通路を挟んでそれぞれ配置されています。
1号車と2号車では、配置が入れ違っているのが特徴的。
今回は、1時間以上の乗車になるのでクロスシートを選択。
ちなみにクロスシートには、コンセントがついています。
全体的にはカウンター席のほうが人気でした。
https://www.jr-odekake.net/railroad/kankoutrain/lamalledebois/#page-link-introductionより
車内には、サイクルスペースがあります。積み込んでおられる方はみかけませんでした。
2号車には、販売カウンターがあります。
今回は、tabiwaで予約したスイーツBOXを受け取りました。


おすすめはチョコ味です。季節によって5種の内容はかわるそう。
楽しみ方
観光列車とはいうものの、宇野線は車窓の変化に富む路線とは言えません。
しかし、車内では上述した売店のほかにも、楽しみがいろいろあります。
たとえば車内にはパラパラ漫画が設置されていました。
https://youtube.com/shorts/j8zTgpQZWWs?si=oJuxbTdB-N2d--Q4
電車は、宇野駅の2駅手前である「八浜」駅に到着。
ここで乗客はプラットフォーム上に出ることができます。下車はできません。
JR八浜駅
— 岡山の街角から│地名の由来のWEBサイト (@okayamania1) 2023年3月10日
2016年に瀬戸内国際芸術祭の作品の一つとして塗装が施されました。
上から見ると駅の一角だけがアートの世界。 pic.twitter.com/wfsbuwJvR4
アテンダントさんに写真撮影もしてもらえます。
1時間ほどで終点の宇野駅。
宇野駅ではお迎えいただきました。楽しい旅になりました、ありがとうございました。
この後は、船で直島へ向かいました。
ご一読ありがとうございました。