前回の続きです。
一人旅経験の浅い友人が一人旅を企画し、実際に旅行にいった経験に突っ込む企画です。
早朝に関西を出発
いよいよU氏は旅立ちます。
早朝の普通列車に揺られて、一路東海道線の米原駅で朝食をとります。
乗り換えた後はひたすら東海道線を東へ。
熱海でランチタイム!
非の打ち所がないスケジュールです。
横須賀線・北鎌倉駅で下車し、あじさいで有名な明月院へ。
「あじさいの季節じゃなかったわ」
「秋やもんね」
そう、残念ながらあじさいの季節ではありませんでした。
しかし、「○○で有名なお寺」はその季節を外しても、人であふれかえらないので、かえってゆったり楽しむことができるというメリットがあります。
そんな北鎌倉駅で一つ困ったことがあったそう。
「改札口に改札機がなくて困惑したわ」
北鎌倉駅の改札口はこんな感じです。
首都圏近郊にありながらも、こういう形なのは確かに困惑するかもしれません。関西でも福知山線・武田尾駅などはこういう形式だった気がします。
基本的にJRでは有効な乗車券類を所持していれば、無人であっても堂々と駅構内へ立ち入ることができます。胸をはって大丈夫。
その後、鎌倉へ移動し、観光へ。
足早に由比ガ浜へ移動し、夕日を見ます。
「本当は由比ガ浜が夕日の名所ではないらしいってことを後から知ったわ」
「キレイやし、いいんちゃうか?」
鎌倉高校など、夕日の名所とされているようですね。私も知りませんでした。
でも人が多そうなので、のんびり眺められる場所でよかった気がします。
夕食を食べました。本当は地酒がのみたかったけれど、ここは時間のこともありパス。
「遅延情報を見たら、遅れてそうやったから1本前に乗ったわ」
「好判断!常に列車遅延のリスクはあるよね」
普通列車旅行の命取りとなる、列車遅延。のんびりごはんを食べていると遅延が増大し、その日の宿にたどり着けないことも。
また、フリー切符は振替輸送などの補償も受けられません。まさに「自己責任」なのです。
ところで、首都圏近郊の「○○ライン」ってややこしくないでしょうか。
Yahoo乗り換えなどで言われた通りに乗っていればたしかに着けるのですが、土地勘がないとなかなか難しいと思います。
たとえば「横須賀線・鎌倉駅」に「湘南新宿ライン」の列車が来て、戸塚駅で「上野東京ライン・籠原行」に乗り換える。新橋でさらに同じ「上野東京ライン・勝田行」に乗り換える。
関西在住者には意味不明だと思います。
湖西線経由の新快速では草津に行けないことくらいは、少し調べればわかるものの、同じ路線名を冠する「上野東京ライン」に乗り継ぐ必要がある。しかも、行先が違います。
「路線愛称は一見わかりやすいけど、列車が遅延したときに、瞬時に判断しにくいデメリットがあるかも」
このあたりをうまく理解できる路線図はなかなか見ることがありません。素直に、乗換案内に従うしかありませんね。
「夜遅くでもNewDaysというコンビニが便利やった。お土産も充実してる」
「NewDaysは旅人の味方よね」
たしかにハートインよりも、NewDaysというコンビニにはお土産が充実しているイメージがあります。
1日目はこのあたりで!
ご一読ありがとうございました。